<GrassValleyと私>
<GrassValleyへの思い入れ>
今まで、ハマった、といえるバンドは(詳細当HP内別項参照ください)、
レベッカ、ラルクアンシエル(DIVE TO BLUE以前)、X JAPAN
ぐらいだと思いますが、それらをさしおいて、私の中でナンバー1と
呼べるバンドがGrassValleyなのです。今その音を聞いても、
癒される、帰ってきたという感じがする、そんなバンドなのです。
ヴォーカル出口雅之の声は、低くて、他にはない、「黒い透明感」
とでも言うべき魅力があります。「黒い透明感」というのは、
「澄んだ夜空」のようなイメージで捉えていただいたらいいかと
思います。楽曲自体も、独特の世界観を持った詞、独特の
美しさを持った曲がきわめて魅力的なバンドです。
<GrassValleyとの出会い>
私が厨房の頃、FM番組で「サウンドinフィッツビート」、
「気分はハートビート」という番組をやってました。元々、レベッカが
好きで、NOKKOがDJをやっていた上記2番組を聞いていたのですが、
NOKKOの所属していたレコードレーベル「FITZBEAT」の所属
アーティストの曲がよく流れていました。聖飢魔II・宮原学・D PROJECT
など…。そんな中で最初「CYNDI」というをコマーシャルで聞いたのです。
「暗いなあ…」というのが第一印象でした。
<GrassValleyに傾倒していく…>
その後、GrassValleyは2NDアルバム「MOON VOICE」を出します。
ちょうど、私が厨房2年目のころでした。同じクラスの友人に
「MOON VOICE」を貸したことを覚えています。
このとき、上記番組で「MOON VOICE」を聞いた瞬間これは何だ?
と思いました。このバンドは「暗い」のではなくて、「澄んだ黒さ」を感じる
バンドなんだ、と思いました。そんな私にトドメをさしたのが
「SHAKE IT DOWN」という曲でした。逆に今度は「陽」を感じさせ、
同時に奇妙な浮遊感のある曲だと思い、こんな曲もあるんだと、
その魅力にぐんぐん惹かれていく自分に気付きました。
<煌煌聖時代を彩る>
その後、私も煌煌聖になり、アルバム「STYLE」「LOGOS」
「瓦礫の街」が出されていきます。また上記2番組のDJが、
サウンドinフィッツビート 気分はハートビート
NOKKO NOKKO+デーモン小暮
宮原学 デーモン小暮+宮原学
出口雅之 出口雅之+本田知恵子(後半林原めぐみ)
と代わっていき、出口雅之の音楽性に触れる機会が多い時期でも
ありました。またここからGrassValley以外のアーティストへの広がりを
持つことにもなりました(D−PROJECT・ROXY MUSIC・X JAPAN等)。
<GrassValleyとの別れ>
私はその後尾張国を離れて上洛します。上洛寸前に、「サウンドin…」の
DJが五島良子に代わり、「気分は…」は多分最終回を聞けぬまま、
気が付いたらなくなっていたかと思います。当時、音楽雑誌は全く読んで
いなかった(「航空ファン」とか「丸」とかしか雑誌は読みませんでした)ため、
GrassValleyの情報から全く途絶してしまいます。確か、FF4をやっていた
頃だったので、上洛一年目の秋だったと思いますが、近所のスーパーで
「HAPPINESS」を発見して喜んだのを覚えています。ただ上領亘がいない
というのに気付くのに時間がかかりましたが…。その後「at GrassValley」
が発売されたものの、音楽性が求めているものとは全く変質しており、
気が付けば解散盤となる「白い旋律」に至ってしまいました。
その後、私はX JAPAN→L’Arc−en−Cielへと軸足を移していきます…。