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第3号 (03年07月06日) 1/144 HGバスターガンダム

ついにガンダムSEEDのMSが登場です。

思えば、あれは、SEEDの予告編を見て、

「えっ!? ディアッカが死んじゃうぅ!」

とか勘違いしたところから始まった訳で…。

これは哀悼の意を込めてバスターを作らねばと、近くの

ジョーシンに走った訳です(笑)。結局作りながらSEED見てたら、

全然死んでねーじゃん、と思ったんですけどね。

でも何かバスターに愛着がわいて、ディアッカの好感度も上がって

行ったので、結果としてはSEEDをもっと楽しめるようになりました。

バスターについても基調はメタリック仕上げということで、

メインカラーである赤・ダークグリーン・ベージュの

調色をしました。赤は23シャインレッド+8シルバー、ダークグリーンは

36ダークグリーン+8シルバー、ベージュはセール+シルバーで

作ってます。メタリックカラーの作り方は、シルバーに原色を混ぜること。

比率はシルバー2に原色1のイメージです。但し私はまたもや

同じ失敗を犯してしまいます。

♪はぁるのぉ 木漏れ日の中でぇ…

今回の最大の失敗は淡色のメタリックは作れない、ということです。

メタリックカラーの光輝感はあくまで、塗膜中にメタリックベースの

アルミが浮遊し輝くことにより発生します。ところが、淡色の

場合、淡色自体の明度が高いために、メタリックベースが

相対的に明るさを失ってしまう、という結果になります。

また、メタリックはあくまで、クリヤー(もしくはカラークリヤー)に

アルミが浮いている状態なのですが、そこに淡色を混ぜ込んで

いくと、淡色では着色力が弱いため、ドボドボと淡色を入れて

しまいます。ところが、入れすぎると、相対的にクリヤーの部分が

減り、不透明な部分が増えてしまい、余計にメタリック感が

なくなってしまうわけです。

しかしながら、今回初めてHGグレードを制作したのですが、

部品点数は多いものの、反面色の塗り訳が容易な上に、

組み立てしやすい構造になっていることが

わかりました。全体的にはいい出来映え(あくまで当社比)に

仕上がったと思ってます。